今回は最近巷で話題になっているLINE風小説の解説をしていこうと思います。
LINE風小説とは
LINE風小説とは、このようにLINEのトーク画面を使って小説を展開していく形の小説になります。
例えば下の画像のように自分と相手の二人だけで展開することもあれば……
(例としてのトークはプロセカ内の掛け合いボイス)
このようにグループとして作っておくこともあります。
(下の画像はLeo/needのとあるエリア会話を引用)
このようにLINEのトーク画面で小説を展開していくのです。
LINE風小説のメリット
このような形式の小説が増えるのにはいくつか理由があります。
それぞれみていきましょう。
セリフ主体のライトな作風が演出できる
LINE風小説の小説の最大の魅力はこれだと思います。小説は基本的に地の分を多用することが多いのですが、若年層向けのコンテンツはセリフ主体のものが非常に多いです。漫画だったり、ボイスドラマだったりいろいろですが、活字でぎっちりと詰め込まれたものより最低限で雰囲気がわかれば小説でもよりキャッチーに作品を作ることができます。
昔、2chで書かれていたSSという小説形式を踏襲しやすいのもいいことでしょう。
画像として出力できる
これは地味ですが、pixivで作品を発表する場合は非常に大きな武器になります。現在、二次創作の小説を発表する場所として最も大きな場所はpixivとなっていますが、このサイトは本来イラストを投稿するために作られたサイト。イラストと小説の閲覧数には10倍以上の差があります。
LINE風小説はその性質上、ツールを使った後はそのまま画像として作品を出力することになるので、Pixivの画像欄で作品んを展開していくことになります。そうすることで沢山の人に自分の作品を見てもらいやすくなるのです。
誰が発言しているかわかりやすい
LINE風小説では、セリフとともにその人物を現したアイコンが表示されるため、読者に発言している人物は誰かを明確に示すことができます。二次創作小説、オリジナル小説ともに、複数人の人物をセリフのみでかき分けるのは非常に難しいとされています。(どのキャラにも作者の人格・思想がどうしてもキャラに入ることになる)
なろう小説には往々にして変な言葉遣いのキャラがたくさん登場しますが、アレはキャラを文字だけで判別できるようにするための苦肉の策です。
LINE風小説はこのような心配がないため、キャラがキャラらしくない言動をとったとしても小説の読みやすさが大きく落ちることが少なくなります。
これはいわゆるキャラ崩壊系小説だと有効であり、ギャグなどの一部のジャンルで圧倒的に強みを発揮できるでしょう。
LINE風小説のデメリット
LINE風小説はとっつきやすい反面いくつかのデメリットがあります
情景描写を入れにくい・場面転換がやりずらい
LINEはあくまでもトーク画面を元に話を展開していくので地の文にありがちな情景描写をいれにくいというデメリットがあります。そのため、どこで展開されているのかが重要になる場合(ファンタジー等)の作品は作るのが難しいと思います。
文章を多数作るのは難しい
これは実際作ってみるとわかるのですが、LINE風小説はどうしても文章を重ねるのが難しくなります。ですから長編小説を作るのは至難の業になります
LINE風小説を作るためのツール
LINE風小説を作りたい場合は以下のツールを使うといいでしょう。
もじまる
文字まるは様々な画像を作るためにツールが集められたサイトです。PCで作業ができるので色々はかどります。
ふせん会議
スマホで作りたい人向け。
oixivでLINE風小説書いてる人はこれ使ってる人が多いです。
ちなみにAndroidではにたようなアプリの「ひとり会議」というアプリがでています。
終わりに
ライトな二次創作小説を書くならLINE風小説はおススメです!気軽に書いてみたら楽しいと思います!!
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