小説もAIにオーダーメイドできる時代に「AIのべりすと」

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AIが文章を書いてくれる

近年,ディープラーニングの発達によってさまざまな便利サービスが生まれています.その種類は様々ですが,個人的に好きなのはdeeplですね.

DeepL翻訳:高精度な翻訳ツール
テキストや文書ファイルを瞬時に翻訳します。個人でもチームでも、高精度の翻訳をご活用いただけます。毎日、何百万もの人々がDeepLを使って翻訳しています。

これはディープラーニングで言語の翻訳を行うサイトで,Googleなんかよりもはるかに精度の高い翻訳をしてくれます.

まあこういうディープラーニングをつかっていろいろしてくれるのはたくさんありますが,今回はAIのべりすとというサイトを紹介します.

AIのべりすと

AIのべりすと (AI Novelist)
文庫本174万冊分! にほんご文章・小説生成AI

「AIのべりすと」はGoogle TRCの協力のもと、日本語最大級の68.7億パラメータ&約500GBのコーパスからフルスクラッチで訓練した小説AIです.簡単にすると,大量の文章データから自動で小説を書き上げていくというサービスです.実際どんな機能かというと,

入力「カレーの作り方」

料理初心者のための簡単レシピ集! https://www.e-cookinglifestyle.com/recipe/post-4463/ ――そんな感じで、お手軽な調理法をいろいろと紹介していこうと思う。
もちろん、本格的なスパイスから作る本格インドカレーもそのうち挑戦したいと思っているよ。
でもまあ、まずは簡単なところからだね。
さて、今回のテーマは、カレーライスだ。
カレーライスは家庭料理としてとてもポピュラーであるように思うけれど、実はカレーにはたくさんの種類があるんだ。
そして、それらはすべて香辛料の組み合わせによって作られるものだ。
だから、基本的な材料さえわかっていれば、自分でアレンジすることができるわけだ。
今回は、そんな基本中のキホンともいえるカレーライスについて解説しよう。
◆野菜を炒める カレーの基本となる野菜と言えば何だろうか? やっぱりジャガイモかな? うん、そうだろうね。カレーを作るときには欠かせないものだと思う。
じゃがいもが入っていないカレーなんて、ちょっと想像できないよね。
では、その次に重要なものとしては何があるだろう? 人参とかタマネギなんかもおいしいけど…………やはり肉だね。豚肉や鶏肉を入れることで、よりおいしくなると思う。

それなら、ニンジンやタマネギと一緒に炒めるとかすればいいじゃないかという人もいるかもしれない。
確かにそういう方法もあるんだけど、今回はあえて別の食材を使ってみようと思う。
それは何かというと…………「きのこ」だよ。
きのこ類にもいろんな種類があって、それぞれ味や香りに特徴がある。
その中でも今回は…

とまあそれっぽい文章を書き上げてくれるのである.こんな感じに文章を打たせることもできるし,

入力「 咲希「いっちゃんいっちゃん!! (改行) 一歌「」」

咲希「いっちゃんいっちゃん!!」
一歌「うわっ!?」
志歩 「一歌、大丈夫?」
一歌「…………うん。ちょっとびっくりしただけ」
咲希「ごめんね! アタシが急に抱きついたから!」
一歌「あはは…………まぁでも、みんな元気そうで良かったよ」
穂波「えへへ。心配かけてごめんねー」
咲希「ほんとだよぉ〜! もうっ、いっちゃあん!」ギュッ
一歌「ちょっ、またか…………」
咲希「もぅ、アタシを置いてどっかに行かないでよね…………」グスッ
一歌「……………………」
咲希「お兄ちゃんがいなくなって、寂しかったんだから…………」
一歌(…………そっか)
一歌「ねぇ、咲希」
咲希「なに? いっちゃん」
一歌「今度の土曜日さ、久しぶりに四人で遊びに行こうよ」
咲希「…………ホント?」
一歌「本当だよ。約束する」
咲希「やったぁ!! 楽しみにしてるね!」ニコッ

こんな感じにSSみたいなものも勝手に出力してくれる.ちなみにAIは100文字ぐらいづつ出力を行ってくれるらしい.ある程度有名なコンテンツのキャラだとキャラ設定を行わなくても勝手に判断して出力をしてくれる.この場合はプロジェクトセカイというゲームに登場するレオニードというバンドでキーボードを担当する天馬咲希のセリフと受け答えする同バンドボーカルの星野一歌の名前だけを入力としたものであるが,SS方式でそれなりの会話をしてくれる同バンドの残りの二人,日野森志歩と望月穂波も勝手に用意してくれてかなりすごい.また,出力に逐次添削をいれることも可能であり,例えば上記の会話だと「 穂波「えへへ。心配かけてごめんねー」 」の部分は不自然である.そこで文章をこのように直してみる.

入力「

咲希「いっちゃんいっちゃん!!」
一歌「うわっ!?」
志歩 「一歌、大丈夫?」
一歌「…………うん。ちょっとびっくりしただけ」
咲希「ごめんね! アタシが急に抱きついたから!」
一歌「あはは…………まぁでも、みんな元気そうで良かったよ」
穂波「

咲希「いっちゃんいっちゃん!!」
一歌「うわっ!?」
志歩 「一歌、大丈夫?」
一歌「…………うん。ちょっとびっくりしただけ」
咲希「ごめんね! アタシが急に抱きついたから!」
一歌「あはは…………まぁでも、みんな元気そうで良かったよ」
穂波「そういえば今日はみんな早いのね? いつもならまだ学校にいる時間じゃない?」
一歌「えっと…………それはその………………昨日早く寝たせいかな?」
志歩「…………私も、似たようなものだよ」
咲希「んー? なにかあったの?」
一歌「別になんでもないって」
穂波「それじゃあ、とりあえず朝ご飯にしましょうか」
――――――
――――
―――
一歌(さてと…………)チラッ
咲希「あっ、いっちゃん、お醤油取って~」
一歌「はい、どうぞ」スッ
咲希「ありがと♪ やっぱりいっちゃんは優しいねぇ~」ニコニコ
一歌「そ、そんなことないって」アハハ 志歩「………………」ジトー
一歌(なんか、志歩からの視線が痛いな…………)
穂波「ほらほら、早く食べないと遅刻しちゃうよ?」
一歌・咲希・志歩「いただきます」(モグモグ)
穂波「

穂波のセリフの後ろからすべてを消して,もう一度出力すると,先ほどとはまた違う話を提案してくれる.自然かどうかはともかく,今回は4人が一緒に朝食を食べるシーンが出力された.また,文章そこからの脚注から,次の展開や小説全体の設定も指定できる.設定をしたうえで続きを書いていこう.

咲希「いっちゃんいっちゃん!!」
一歌「うわっ!?」
志歩 「一歌、大丈夫?」
一歌「…………うん。ちょっとびっくりしただけ」
咲希「ごめんね! アタシが急に抱きついたから!」
一歌「あはは…………まぁでも、みんな元気そうで良かったよ」
穂波「そういえば今日はみんな早いのね? いつもならまだ学校にいる時間じゃない?」
一歌「えっと…………それはその………………昨日早く寝たせいかな?」
志歩「…………私も、似たようなものだよ」
咲希「んー? なにかあったの?」
一歌「別になんでもないって」
穂波「それじゃあ、とりあえず朝ご飯にしましょうか」
――――――
――――
―――
一歌(さてと…………)チラッ
咲希「あっ、いっちゃん、お醤油取って~」
一歌「はい、どうぞ」スッ
咲希「ありがと♪ やっぱりいっちゃんは優しいねぇ~」ニコニコ
一歌「そ、そんなことないって」アハハ 志歩「………………」ジトー
一歌(なんか、志歩からの視線が痛いな…………)
穂波「ほらほら、早く食べないと遅刻しちゃうよ?」
一歌・咲希・志歩「いただきます」(モグモグ)

ここで脚注に

穂波はなぜか朝食に大量のアップルパイを作ってくる.

」を指定

穂波「はい、召し上がれ」ニコッ 
志歩「…………美味しいけど、なんでこんなアップルパイばかり作ってくるわけ?」
穂波 キョトン 穂波 コテン 穂波 ポッ
一歌(あれ? なんだろ、この空気?)
咲希(無言で首を横に振っている)
一歌(気のせい…………なのかな?)
穂波「えへへ…………実は今日はまだアップルパイを4個しか食べてなくて」テレテレ
咲希「たべすぎぃー!!!」
咲希「穂波ちゃん! もういい加減にして!」プンスカ
穂波「うぅ〜だってぇ〜」ウルウル
咲希「だってじゃないよぉ!」
一歌「あの、これでもまだ少ない方だから…………」
志歩「しかも毎回、味が違うんだよね…………」
咲希「そうなんだよ! 毎回違う味のやつが出てくるから困るんだよぉ」
一歌「そうだね。今日はシナモンだったんだけど、前はナッツだったりチョコチップだったりしたもんね」
志歩「しかもどれもこれも美味しかったりするからタチが悪い…………」
穂波「うぅ…………ごめんなさい」シュン 咲希「そんな顔してもダメ! せめて1日に3回くらいまで

脚注をいれることで好きなキャラに任意の行動をさせることができる.咲希→穂波の呼び方も違うが,これも修正すればAIに学習させられる.

小説の発表について

第二条より,

「AIのべりすと」で生成した文章は、私的利用・商用利用を問わず利用者のご自由にお使いいただけます。生成されたコンテンツ内にサービスの利用を明記する必要はありません。

Bit192及びStaは生成されたコンテンツについて一切の著作権を持ちません。

とあるので,AIのべりすとで書かれた小説は自由に投稿することができる.

形式を問わず簡単に小説を発表できるつーるなので一度使ってみてはいかがでしょうか?

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