今回もUnreal Engineのお話
C++かブループリントか
Unreal Engineを触っていると一度は耳にする話題ですよね。
ざっと調べた感じ、同じ話題を扱っている様々な記事があります。
まあ色々あるわけですが、BPの方がいい、C++の方がいいなどは半々ぐらいです。
自分の結論:BPで作るのは大アリ、でもC++から逃げちゃダメ
まずは結論から。自分の結論では、「BPを使って開発してもいいけど、C++のことは頭に入れておこう」という方針です。
具体的には新規でプロジェクトを作成するときはC++で作り、内容理解をしながらできそうなことを確かめていき、C++とブループリントを使い分けていくことがいいと思います。
自分の考え的にはC++寄りですね。
前提:UnrealEngine で開発するのはそもそもガチ勢気味
まず、BPメインで開発することがおススメという意見についてですが、これは正直微妙です。
このような記事はゲームプログラミング初心者向けに書いてあることが多いのですが、そもそもそのような方はUnityを使った開発の方が向いていると自分は考えています。
前提としてはUnrealEngineを使った開発はいくつか問題があります。
・情報が少ない
・仕様がコロコロ変わる
・謎のエラーが多い
この辺の問題はUnityと比べると切実となるので、情報収集について気合いの入った方でないと大変かなと思います。ですから、そもそもUnreal Engineというのはプロ向けなツールであるというわけですね。プロの世界で、応用が効いてパフォーマンスに優れるc++が優勢です。
c++の開発の問題点
実際、個人的にはc++を使った開発をおすすめしたいのですが、少し問題点があります。それはUDNの有無です。
Unreal Developer Network (UDN) は Epic Games のプレミアムサポートリソースです。Epic Games の専門スタッフがあなたの質問に回答します。UDN は Unreal Engine のカスタムライセンスのライセンシーと、Unreal エンタープライズ プログラムの参加者のみがアクセスできます。
これは、unreal engineの有料版に入るとついてくる、Epicから直接質問に答えてくれるサービスで、c++での開発を勧めて来る人の多くはこれに入っています。
unityと違って重要な部分の仕様がコロコロ変わるunrealだとこの機能がないとやってられないこともありますが、そのために有料版をやるかどうかは……
おすすめのやり方
このように、BPにもc++にも利点、欠点は様々ありますが、1つのやり方としてはプロジェクトはc++で生成しておき、実装が難しいものを適宜BPで実装するという方法です。
ブループリントとC++には互換性があるので基本的に困ることはないのですが、C++をブループリントに変換するのはかなり難易度が高いのは事実です。後からC++を使いたくてももう遅い!ってわけですね。
終わりに
他の記事でも色々と言われてる内容ですけれど、参考になれば幸いです。
コメント