【悪役令嬢・聖女】なろう小説の新たなブーム、女性向け異世界恋愛なろうについて

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小説を書く

なろう小説に新展開

みなさんはなろう小説って読んだこととかありますかね?最近アニメで必ず何作品がやってる、主人公がチートスキルを持ったまま異世界にいって無双して、「俺またなにかやっちゃいましたか?」とかいうやつです。ネットを見るとありとあらゆる場所で馬鹿にされがちのジャンルですが、自分はリゼロを見てから割と好意的な目で見ていて、にわかながらちょいちょい作品を見たりしてます。そんな中、トップページを見るとランキング欄を見てどんなのが流行ってるのかな~なんて見てるのですが、最近のランキングはちょっと変わってきてると思ったので紹介してみます。

Re:ゼロから始める異世界生活

追放系なろうの次は女性向けなろう?

追放系なろうについて

よくなろう小説を流行を紹介するページとか動画を見ると、最近流行っているなろうとして、追放系なろうってカテゴリがありました。これは異世界に来た主人公が、自分の秘めた力を理解してくれない仲間たちに戦力外通告を受けてしまうという導入から始まるもので、新天地でチートスキルを身に着けてかつての仲間に復讐を誓うといった内容になります。よく聞くキーワードは「もう遅い!」で不条理な目にあってきた主人公が仲間に真の力を見せつける時のカタルシスが最大の魅力となります。

追放系なろうの代表的な作品は現在アニメの二期が絶賛放送中である「盾の勇者の成り上がり」。この作品では主人公の岩谷尚文がマインというパーティーメンバーに性的暴行等の罪を着せられて王国から犯罪者まがいの扱いを受けてしまうところから話が始まります。しかし尚文自身のの聡明な頭脳や尚文の持つ盾のスキルを使ったり、ラフタリアやフィーロといった可愛くて頼もしい仲間たちの力を借りて成り上がり、最終的に自分を陥れたマインに復讐を果たすといったストーリーになります(詳しくはアニメ1期を見るといいかもしれません!)

盾の勇者の成り上がり

こういう追放系なろうって呼ばれるジャンルは、わかりやすい展開がスカッとするのか「ざまあ」という専用タグが作られるほど大流行して来たわけです。

なろう視聴層にも変化が??

さて、現在でもこの追放系なろうと呼ばれるものが上位を独占しているのかというと、実はそうではありません。というのも、追放系なろうはその表現方法から多くの批判を受けており、全盛期に比べると勢力が弱まっているのが現状です。代わりに勢力を伸ばしているのが、タイトルにも書いた聖女や悪役令嬢を主軸においた女性向けの異世界恋愛小説になります。

戦闘による無双から恋愛における無双へ

かつてのなろう小説は、読者を引き付けるメインギミックとして、主人公の特殊能力を極限まで引き上げることで俺TUEEE感を出すことを採用しながら、沢山のヒロインたちでハーレムを形成するという展開がお約束でした。しかし、今流行っているカテゴリの小説は特に恋愛方面での無双に重点をおいています。ちなみに2022年4月30日のランキングがこちら

1位から6位まで怒涛の恋愛タグになっています。もちろん7位以降も恋愛タグが支配をしています。アニメ化等はWEB版での展開が落ち着いたらやるイメージなので流行りを実感するまでには数年間間が空くとは思いますが、今後の流れには注目ですね。

今からなろうで小説を書くなら異世界要素を入れながら恋愛小説を書くイメージでやるといいのでしょうか?

悪役令嬢や聖女が中軸に登場する有名作品

恋愛カテゴリであり、公爵に嫁いで愛されるというのがテンプレ化しがちである異世界恋愛小説ですが、現在アニメ化している作品ではどんなものがあるのでしょうか?

カテゴリの趣旨とは少し外れますが、アニメ好きの友達に聞いてみたので聖女や悪役令嬢が活躍した作品をピックアップしました。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

アニメ2期に映画化にと今ノリにノッている作品となっています。主人公のカタリナが頭をぶつけたときに自分が乙女ゲームの登場人物でこのままいけば追放あるいは処刑エンドになってしまうことを思い出し、それを回避するためあちこち奔走するお話です!最初はクズな役回りとして印象最悪だった彼女ですが主人公のひたむきな気遣いの成果、悪役令嬢の立場ながら男女様々なキャラクターから好意をい抱かれハーレムを形成することに成功しました。

聖女の魔力は万能です

聖女の魔力は万能です

こちらも、去年に1期が放送され、2期制作が決定した今勢いにのっているアニメになります。あらすじとしては、主人公のセイは聖女として召喚されますが、王国の王子であるカイルは共に召喚されたアイラに一目惚れしてしまい、セイを不当な扱いをします。これに腹をたてたセイは王宮を離れようとしますが当てもなく、細々と暮らす羽目に。しかし、セイに与えられた聖女の力は本物で、彼女の魔法は様々な人々を癒やしていくことになる……といったストーリーです。恋愛要素もアルベルトとの関係を中心としたものであり、描写的にも少女漫画?に近いものがあって女性向けという印象をうけました。今の流行りをサキドリしたものと言えるかもしれませんね。

終わりに

元々文字を書いたり、読んだりするのが好きなので色々な小説投稿サイトを見てますが、カクヨムやエブリスタなどをみても最近はどこも恋愛一強な感じがしますね。もし小説を書く際は少し恋愛のギミックを仕掛ける必要がありますね。

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